和風だしと日本人の味覚

日本人の味覚と和風だしについて

日本人は、繊細な感覚を持っていると言われていますが、味覚にも、そのことが当てはまるようです。

 

西洋では、甘味、酸味、塩味、苦味の4種類が味覚だとされていましたが、日本では、これに旨味というのが加わり5種類となっています。

 

これは、日本人が昔から慣れ親しんだ旨味成分でもある昆布のグルタミン酸や鰹節のイノシン酸などに、西洋人が馴染みがないという事もあるかもしれません。

昆布鰹

 

 

椎茸小魚

 

 

日本人が昔から、昆布や鰹、椎茸などの「だし」の旨味に馴染んできたため、舌の味覚を認識する味蕾が、西洋人と比べると旨味に対して敏感なんだと思います。

 

最近では和食が世界無形文化遺産に指定されましたし、海外でも和食はヘルシーな食事として人気が出てきています。

 

1番だしや2番だしなど、日本料理に使うだしには、奥深さや繊細さものがあり、その道のプロの料理人でなければ分からない微妙な風味の違いなどもありますね。

 

一般の家庭では、料理人のように、そこまでの繊細なだしを作ることは要求されませんし、最近では簡単に美味しい和風だしが取れるようなパックも販売されています。

 

日本人でもある私たちも、ハンバーガーやラーメンなどばかり食べないで、ヘルシーな和食をもっと見直すことも大切ですね。

 

また、海外での和食ブームによって、今後は、日本人以外の外国人でも、だしの旨味成分を理解してくれる人が増えてくると期待されます。